2026/09/19 11:37

こんにちは。
愛媛県今治市、大島にある「海宿 千年松」です。

千年松では、宿泊だけでなく、オンラインショップでいくつかの商品を販売しています。

鯛だし醤油。

鯛だしあられ。

柚子ぽんず。

柚子蜜ドリンク。

ほかにも、千年松で見つけた「これはお客様に知ってほしい」と思ったものを、少しずつ取り扱っています。

でも、実は私たちのオンラインショップは、

「何を売れば売れるだろう?」

というところから始まったわけではありません。


「これ、おいしいから食べてみて」

千年松でお客様と話していると、

「これ、おいしいですね」

「これ、どこで買えるんですか?」

「家でも食べたいです」

そんな声をいただくことがあります。

旅館で食事をして、その料理を気に入っていただく。

そして、

「これを家でも食べたい」

と思ってもらえる。

私たちにとっては、それがとても嬉しいことです。

だから、

「だったら、家でも楽しんでもらえるようにできないかな」

というところから、商品につながることがあります。


商品を増やすことが目的ではありません

オンラインショップをやっていると、

「もっと商品を増やしたほうがいいのでは?」

と思うこともあります。

確かに、商品がたくさん並んでいるショップは見ていて楽しい。

選ぶ楽しさもあります。

でも、千年松が目指しているのは、

とにかく商品数の多いオンラインショップ

ではありません。

「千年松が選んだものが並んでいる」

そんなショップにしたいと思っています。


自分たちが「いい」と思えるもの

商品を扱うときに大切にしたいのは、

自分たちが本当にいいと思えるか。

ということです。

もちろん、価格や販売しやすさなど、商売として考えなければいけないこともあります。

でも、

「これは自分たちが食べたいと思うか?」

「お客様におすすめしたいと思えるか?」

「千年松らしい商品と言えるか?」

そんなことを考えます。

自分たちが納得していないものを、

「おすすめです!」

と言って販売するのは、やっぱり違うと思うからです。


商品にも、それぞれの物語があります

一つの商品を見ても、

「商品名」

「価格」

「容量」

だけでは、その商品のことはなかなか分かりません。

でも、その商品ができるまでには、

作っている人がいます。

作っている場所があります。

こだわりがあります。

きっかけがあります。

そして、千年松がその商品を扱う理由があります。

私たちは、そうした背景も一緒に伝えたいと思っています。


例えば「鯛だし醤油」

千年松のオンラインショップには、

「鯛だし醤油」

があります。

商品として見れば、醤油です。

でも千年松にとっては、それだけではありません。

千年松があるのは、海のすぐそば。

瀬戸内の魚を使った料理を、お客様に食べていただく宿です。

そんな千年松だからこそ、

「魚の旨みを感じられる調味料を、家庭でも楽しんでもらいたい」

という想いがあります。

宿で食べる料理だけでなく、

家に帰ってからも千年松を思い出してもらえる。

そんな商品になれば嬉しいと思っています。


「お土産」ではなく、「日常」に

旅館のお土産というと、

旅行から帰って、

「楽しかったな」

と思いながら食べるもの。

そんなイメージがあるかもしれません。

もちろん、それも素敵なことです。

でも私たちは、

旅行が終わった後も、日常の中で使ってもらえる商品

にもしたいと思っています。

朝ごはんに使う。

夕食に使う。

家族でおやつに食べる。

友人に贈る。

そんなふうに、普段の生活の中に千年松の商品が入っていく。

それも、とても嬉しいことです。


商品を通して、会話が生まれたら嬉しい

例えば、

「この醤油、どこの?」

「愛媛の千年松っていう旅館の商品なんだって」

「へぇ、どんな旅館なの?」

そこから、

「愛媛に大島っていう島があってね」

「しまなみ海道のところだよ」

「海の目の前に旅館があるんだって」

そんな会話が生まれたら、面白いと思いませんか?

一つの商品が、

人と人をつなぐきっかけ

になる。

それも、私たちがオンラインショップでやりたいことの一つです。


商品を買ってもらって終わり、ではなく

私たちは、商品を買っていただくことをゴールにしたくありません。

もちろん、商品を購入していただけることは、とてもありがたいことです。

でも、

商品を買う。

千年松を知る。

大島に興味を持つ。

いつか大島に行ってみる。

千年松に泊まってみる。

そんなつながりが生まれたら、もっと嬉しい。

逆に、千年松に泊まってくださった方が、

「家でもあの味を楽しみたい」

とオンラインショップを覗いてくださる。

そんな関係も嬉しいです。


「売る人」ではなく、「伝える人」でありたい

オンラインショップを運営していると、

どうしても「販売」という言葉が前に出ます。

何個売れた。

売上はいくらだった。

アクセスが何件あった。

もちろん、商売なので数字も大切です。

でも、それだけではなく、

「この商品のことを知ってもらう」

ことも大切だと思っています。

作っている人のこと。

商品の背景。

おすすめの食べ方。

千年松とのつながり。

そんなことを伝えて、

「ちょっと食べてみたいな」

と思ってもらえたら十分です。


これから、このブログでも商品を紹介します

これからは、このブログでも一つひとつの商品について紹介していきます。

なぜこの商品を扱っているのか。

どんなところがおすすめなのか。

どんな食べ方をしてほしいのか。

そして、商品に関わっている人たちのこと。

単なる商品説明ではなく、

「なぜ千年松がこの商品を選んだのか」

まで伝えていきたいと思っています。

商品を購入する前に読んでもらってもいい。

購入した後に読んでもらってもいい。

「こんな想いで販売しているんだ」

と知ってもらえたら嬉しいです。


小さなショップだからこそ

千年松は、大きな会社ではありません。

オンラインショップにも、たくさんの商品があるわけではありません。

でも、

「これはいいと思う」

「これはお客様に食べてほしい」

そう思えるものを、一つずつ増やしていきたい。

そして、商品を通して、

大島のこと。

千年松のこと。

そこで暮らす人のこと。

瀬戸内のこと。

少しでも知ってもらえたらと思っています。


いつか、商品ではなく「千年松」を思い出してもらえたら

オンラインショップで商品を買ってくださった方が、

商品を使いながら、

「そういえば、千年松ってどんなところなんだろう」

と思ってくれる。

そして、

「いつか行ってみたいな」

と思ってくれる。

それが私たちにとって、一番嬉しいことかもしれません。

商品は、あくまで入口。

その先に、

大島という島があり、千年松という宿があります。

海があります。

魚があります。

島の暮らしがあります。

そして、そこで働く人たちがいます。

このブログでは、これからもそんな「商品より少し先にあるもの」をお伝えしていきます。

次にオンラインショップを訪れたとき、

商品だけではなく、

「この商品は、千年松のこんな想いから生まれているんだな」

と感じてもらえたら嬉しいです。

今日も大島から、

千年松らしいものを、

少しずつお届けしていきます。